JOURNAL 
            − ジャーナル − 
             
            #7 TEORI STORY vol.4  | 
        
        
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                #ヒストリー | 
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                ー 経営的ピンチとオリジナル商品への決意 ー 
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                竹集成材の輸入体制を整えた頃、中山正明に一本の電話が入った。 
                  主要な取引先であるマッサージ機メーカーから
                  木製手摺(てすり)の下請け生産を翌年に中国工場に移管することを告げる電話であった。 
                   
                  木製手摺の売り上げは当時経営の屋台骨となっていたため、中山は早急な対応を迫られたが竹集成材の書架のOEM製造は立ち上がり始めたばかりで、まだ売上にはつながらない。 
                  どうにか策を考えなければと慌てふためいていた頃、オフィス家具メーカーの関連企業から特注対応のパーティション製造の打診があった。 
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                独立以前から付き合いがあり、折々で支援をしていた会社からの思いがけない声かけであった。 
自社でまかないきれる数量の仕事ではなかったが、迷う事無く二つ返事で引き受けた。早速伝手(つて)をたよりに近隣の木工事業者を訪ね歩き、仕事を分担できる外注先を探した。 
どうにか受注に対応できる体制を整えたことで、木製手摺の穴を埋めることができたと同時に、仕事を融通しあえる協力工場の体制が出来上がっていった。 
 
中山はこの経験を通じ、下請け企業の危うさを痛感すると同時に、自社商品を開発することでその立場から脱却する決意を新たにした。 | 
               
              
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                    ー 品質向上のための国際認定の取得 ー 
                    (ISO 9001) 
                     
                    
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                  協力工場探しに奔走する一方、社内改革にも取組んだ。 
                    自社の技術力を裏打ちすることで社員のモチベーションを高めるようと、国際規格の取得に乗り出した。 
                    国際標準化機構によって規定された品質システム規格のISO 9001は、顧客満足向上と品質マネジメントシステムの継続的な改善を実現する規格である。 
                     
                    1年をかけて取り組んだ結果、2003年にISO 9001を取得した。                      
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                  当時のISO(アイエスオー)登録証明書 
                    職人の集まる小さな木工場から 
                    プロセスをもって管理を行う工場になる契機になった 
                    
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                    ー 今に続くオリジナル製品 ー 
                     
                    
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                  2002年、経営革新に取り組む中小企業を資金調達、税制、販路開拓等で支援する中小企業庁の「経営革新支援」に応募。 
 
当時の営業担当者の努力で通販会社と連携した商品開発に取り組み、竹集成材の座卓や座椅子を開発した。これらは現在も製造する和室家具の原型となり、一定の売り上げにつながる自社製品の先駆けとなった。  | 
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                  当時のカタログ 
                    この時ちゃぶ台や座椅子など、 
                    後に和室の家具シリーズの基となるアイテムが生まれた。 | 
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