竹について

竹の特徴について竹集成材の出来るまで竹炭について





竹炭には、数ミクロンの「孔」と呼ばれる穴が無数にあり、備長炭に比べ竹炭の内部表面積は2倍以上(1gあたりテニスコート2〜3面分)あり、様々な有害物質やニオイを吸い込む吸収力は10倍以上とも言われており、6畳スペースに対して、2kgの竹炭で、十分な除去効果があります。

また、空気の浄化作用、脱臭、保水、酸化還元反応、遠赤外線効果があり、清浄された空気がマイナスイオンを造り出し、パソコン、OA機器、家電、携帯電話などから発せられる人体に有害な電磁波のプラスイオン(疲労、ストレス、の原因)を吸収し、血液をアルカリ性に傾ける作用があります。

竹炭から造り出されるマイナスイオンは、心身の休息をつかさどる副交感神経に働いて、気分を穏やかにし、全身をリラックスさせ、疲労回復や血液浄化など健康に有効な効果をもたらせ、快適な暮らしづくりに大いに役立ちます。

竹炭は、膨大な気孔を備えており、ミネラル、カルシウム、カリウム、ナトリウム、鉄分を豊富に含んでいます。その組織構造が吸着機能をひきだし、水道水などのカルキや有機物、を吸収し、天然ミネラルをたっぷり水中に湧出する作用があります。

竹炭は木炭よりも多孔質で、焼くと体積は1/3に吸縮しますが、この孔は横断面が微妙なパイプを束ねたような構造になり、大小様々な孔が、あらゆる種類の有害化学物質、湿気、タバコなどのニオイ成分を吸収し、竹炭に付着した微生物がそれらをことごとく分解してくれます。最近、関心の高まっている、化学物質過敏症・シックハウス症候群などの原因とされている、ホルムアルデヒドやトルエン(合板、パーティクルボード、壁紙等に用いられる尿素系、メラミン系、フェノール系の合成樹脂や接着剤)の吸収にも、極めて有効なことが確認されています。

シックハウスの主な原因物質とされるホルムアルデヒドやトルエンなどを竹炭と一緒に密閉容器(10リットル)に入れて濃度の変化を測定すると、わずか0.5グラムの竹炭で、厚生労働省の指針値の数十〜数百倍あった濃度が24時間後までには検出されないくらいの濃度になります。また、竹炭は洗わずに使い続けると、吸収した汚れやニオイが「孔」に溜まり、効果が薄れますが、一ヶ月一回程度水洗いし天日干しをすると繰り返し活用することができます。